車両通行止めと車両進入禁止の違い|一方通行との見分け方

この記事の監修者

リキ・トラフィック企画 有限会社
エグゼクティブ・アドバイザー
戸張 昌弘

警視庁勤務32年
 警視庁本部(交通規制課)在籍10年
(標識・標示 設計、管理等担当)

⇒詳細はこちら

「車両通行止めと車両進入禁止って何が違うの?」
「赤い丸の標識、どれも同じに見える…」

車両通行止めと車両進入禁止は、どちらも赤い円形ですが、意味は全く異なります。間違えると一方通行の逆走になり、重大事故につながります。

この記事でわかること
  • 車両通行止めと車両進入禁止の決定的な違い
  • 一方通行との関係と見分け方
  • デザインの違いと覚え方
  • 違反時の罰則と事故リスク
  • 歩行者・自転車の通行ルール

結論

車両通行止め(302)どちらの方向からも車両が通行できない道路に設置され、車両進入禁止(303)一方通行の出口側に設置されます。
車両進入禁止を無視すると逆走になり、正面衝突事故のリスクが極めて高くなります。2つの標識の違いを正しく理解することが安全運転の基本です。

この記事の監修者

リキ・トラフィック企画 有限会社
エグゼクティブ・アドバイザー
戸張 昌弘

警視庁勤務32年
 警視庁本部(交通規制課)在籍10年
(標識・標示 設計、管理等担当)

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目次

車両通行止めと車両進入禁止の決定的な違い

2つの標識は見た目は似ていますが、意味は全く異なります

基本的な違い

スクロールできます
項目車両通行止め(302)車両進入禁止(303)
デザイン赤い円に車のマーク赤い円に白い横棒
禁止内容どちらの方向からも車両通行不可特定方向からの進入のみ禁止
歩行者通行可能通行可能
自転車通行不可(軽車両のため)補助標識で指定がなければ通行不可
設置場所歩行者専用道路など一方通行の出口
逆走リスクなし(両方向から進入不可)高い(違反すると逆走)

車両通行止め(302)

車両通行止めは、どちらの方向からも車両が通行できない道路に設置されます。

  • 標識番号
    302
  • デザイン
    赤い円に白地、中央に黒い車のマーク
  • 意味
    すべての車両の通行を禁止(歩行者は通行可)
  • 設置場所
    歩行者専用道路、商店街のアーケード、公園内の道路

車両進入禁止(303)

車両進入禁止は、一方通行の出口側に設置され、逆走を防ぎます。

  • 標識番号
    303
  • デザイン
    赤い円に白い横棒
  • 意味
    この方向からの進入を禁止(反対方向からは通行可)
  • 設置場所
    一方通行の出口、高速道路の出口
覚え方のコツ

車両通行止め:車のマークがあるから「車が通れない」

車両進入禁止:横棒が「入るな!」と止めている

一方通行との関係

車両進入禁止は、一方通行とセットで理解する必要があります。

一方通行の道路に設置される標識

スクロールできます
設置場所標識意味
入口側一方通行(青い矢印)この方向へのみ通行可能
出口側車両進入禁止(赤い円に白い横棒)この方向からの進入禁止

一方通行の見分け方

  1. 青い矢印の一方通行標識
    この方向へ進める
  2. 路面の矢印
    進行方向を示す
  3. 車両進入禁止標識
    出口側に設置されている
  4. 対向車がいない
    一方通行は対向車が来ない

車両進入禁止を無視すると逆走になる

車両進入禁止標識を無視して進入すると、一方通行の道路を逆走することになります。

  • 正面衝突のリスク
    対向車は逆走車を想定していない
  • 回避が困難
    狭い道では避けられない
  • 重大事故
    死亡事故につながる可能性が高い

デザインの違いと見分け方

2つの標識はデザインで明確に区別できます。

車両通行止め(302)のデザイン

  • 外側
    赤い円
  • 背景
    白地
  • 中央
    黒い車のマーク(乗用車のシルエット)

車両進入禁止(303)のデザイン

  • 外側
    赤い円
  • 内側
    白い横棒1本(中央を横切る)
  • 特徴
    通行止め標識(301)と似ているが、背景の色が異なる

通行止め(301)との違い

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標識名番号デザイン禁止対象
通行止め301赤い円に白い横棒すべての車両・歩行者
車両進入禁止303赤い円に白い横棒特定方向から車両のみ

デザインはほぼ同じですが、意味は異なります。

  • 通行止め(301)
    歩行者も通行不可、どちらの方向からも進入不可
  • 車両進入禁止(303)
    歩行者は通行可、反対方向からは通行可
見分けるポイント

一方通行の出口側にあるのが車両進入禁止です。

もし一方通行標識(青い矢印)が見えたら、反対側には車両進入禁止があるはずです。

歩行者・自転車の通行ルール

車両通行止めと車両進入禁止では、歩行者と自転車の扱いが異なります。

歩行者の通行

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標識歩行者の通行
通行止め(301)×(通行不可)
車両通行止め(302)◯(通行可)
車両進入禁止(303)◯(通行可)

車両通行止めと車両進入禁止は、どちらも歩行者は通行できます

自転車の通行

自転車は軽車両に分類されるため、基本的に車両と同じ扱いです。

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標識自転車の通行
車両通行止め(302)×(通行不可)
車両進入禁止(303)原則×(補助標識で除外されることもある)

補助標識による例外

車両進入禁止には、補助標識で自転車が除外されることがあります。

  • 「自転車を除く」
    自転車は逆走可能
  • 「軽車両を除く」
    自転車やリヤカーは逆走可能

補助標識がない場合は、自転車も進入禁止です。

設置場所の違い

2つの標識は、設置場所で明確に区別できます。

車両通行止め(302)の設置場所

  • 歩行者専用道路
    商店街のアーケード、住宅街の生活道路
  • 公園内の道路
    公園の遊歩道
  • 観光地
    寺社の参道、観光地の歩行者エリア
  • イベント時
    歩行者天国、祭りの開催エリア

車両進入禁止(303)の設置場所

  • 一方通行の出口
    住宅街や繁華街の一方通行道路
  • 高速道路の出口
    料金所やインターチェンジの出口
  • 駐車場の出口
    大型商業施設の一方通行駐車場
  • ロータリーの出口
    環状交差点の出口側

違反時の罰則

どちらの標識を違反しても、罰則があります。

罰則の内容

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標識違反内容違反点数反則金(普通車)
車両通行止め通行禁止違反2点7,000円
車両進入禁止通行禁止違反(逆走)2点7,000円

車両進入禁止違反(逆走)の危険性

車両進入禁止を無視すると、一方通行の逆走になります。

  1. 正面衝突事故
    対向車との衝突リスクが極めて高い
  2. 死亡事故
    正面衝突は死亡事故につながりやすい
  3. 回避困難
    狭い道では避けられない
  4. 刑事責任
    重大事故を起こすと危険運転致死傷罪の適用も
実際の事故事例

一方通行の逆走により、正面衝突で死亡事故が発生したケースでは、逆走した運転者に危険運転致死罪が適用され、懲役15年の判決が下された例があります。

標識の設置工事

株式会社リキ・トラフィックでは、車両通行止め・車両進入禁止標識の新設・移設・撤去工事を承っております。

対応可能な工事

  • 公道での標識設置
    道路管理者・公安委員会の許可に基づく工事
  • 私道・駐車場の標識設置
    一方通行や車両進入禁止の標識
  • 商業施設の駐車場
    車両の流れを整理する標識設置
  • 老朽化標識の交換
    反射性能が低下した標識の新設

無料見積もりの流れ

  1. お問い合わせ
    電話またはメールでご連絡
  2. 現地調査
    設置場所や既存標識の確認
  3. 見積もり作成
    工事費用を無料で算出
  4. ご提案
    最適な標識と工事内容のご提案

よくある質問

車両通行止めと車両進入禁止の違いは?

車両通行止めはどちらの方向からも通行不可、車両進入禁止は一方通行の出口側に設置され特定方向からの進入のみ禁止です。

車両通行止めは歩行者専用道路など、車両進入禁止は一方通行の逆走防止に使われます。

車両進入禁止を無視するとどうなる?

一方通行の逆走になり、正面衝突事故のリスクが極めて高くなります。

違反すると2点・反則金7,000円。重大事故を起こすと危険運転致死傷罪の適用も。

歩行者は車両進入禁止でも通れる?

はい、歩行者は通行できます。

車両進入禁止は車両のみが対象で、歩行者は通行可能です。

自転車は車両進入禁止でも通れる?

原則通行不可ですが、補助標識で「自転車を除く」とあれば通行できます。

自転車は軽車両のため、基本的には車両と同じ扱いです。

一方通行の見分け方は?

青い矢印の一方通行標識、路面の矢印、車両進入禁止標識で判断できます。

入口側に青い矢印、出口側に車両進入禁止が設置されています。

通行止めと車両進入禁止のデザインは同じ?

ほぼ同じデザインですが、意味は全く異なります。

通行止め(301)は歩行者も不可でどちらの方向からも進入不可。車両進入禁止(303)は歩行者は可で反対方向からは通行可。

標識工事はどこに依頼すればいい?

道路標識工事の専門業者に依頼してください。

株式会社リキ・トラフィックでは、車両通行止め・車両進入禁止標識の新設・移設・撤去工事を承っております。見積もりは無料で対応いたします。

まとめ|標識の違いを正しく理解して安全運転を

車両通行止めと車両進入禁止の違いについて解説しました。

この記事のまとめ
  • 車両通行止めはどちらの方向からも通行不可
  • 車両進入禁止は一方通行の出口側に設置
  • どちらも歩行者は通行可能
  • 車両進入禁止違反は逆走になり極めて危険
  • デザインで見分けることが重要
  • 違反すると2点・反則金7,000円

車両進入禁止を無視すると、一方通行の逆走になり、正面衝突事故のリスクが極めて高くなります。2つの標識の違いを正しく理解し、絶対に違反しないよう注意しましょう。


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